「トラと漂流」「映像が綺麗」という情報だけで、よくある冒険譚かと軽い気持ちで観たのだけれど、最後思いがけないラストにうならされた。
ところどころリアルだけど実感のわかない描写や夢のような映像にひっかかってはいたが、最後に語るふたつめの物語にそういうことかー!と。
弱っているトラや別れのシーンでじんわりいい話だ…とか思って観ていたがそうじゃないんだこの話は! あれもこれもものすごい比喩なんだとわかって目からウロコが落ちた。
そして観ているひとにゆだねる締めかたが嫌味じゃなくていい。
自分は観終わったあとのほうがいろいろ考えさせられておもしろかった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
洋画
- 感想投稿日 : 2014年10月8日
- 読了日 : 2014年10月8日
- 本棚登録日 : 2014年10月8日
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