本のみ。基本的にものなどは上巻以外は省略。
maripuさん
アーシュラ・K. ル=グウィン Ursula K. Le Guin
ブッキング (2006年04月01日)
「ゲド戦記」で有名なアーシュラ・K・ル=グィンのSF。幻の復刊。 「ゲド戦記」が多くの人に支持された理由として、これまでの西洋のキリスト教史観的な、対立する善悪二元論から脱して、善/光や悪/影も全て自らのうちにある、という東洋的な融合的な世界観を大き...
高村 薫
講談社 (2003年01月25日)
ミステリー・警察小説
人の心に潜む暗い山。そして明るい自然を内包する死を孕む暗い山。 ――二重のイメージを辿りながら精緻にくみ上げられた事件を追っていく過程は、読書としてとても楽しめました。現在普段使わないような単語がでてくる割には、日本語として滑らかで、かつ読みながら...
パトリック・ラーデン キーフ Patrick Radden Keefe
日本放送出版協会 (2005年11月)
国際・政治・軍事
数年前に話題となった「全世界盗聴システム・エシュロン」。 ただ単にその存在の有無や是非を問うのでもなく、通信システムの盗聴という外交・防衛の現時点での問題点、そして行く末を、膨大な資料およびインタビューから明らかにしていく、大変興味深い本である。 ...
森 博嗣
中央公論新社 (2001年06月)
一般文芸書
面白くないことはない。が…各章の前にサリンジャーの「ナイン・ストーリーズ」から各編の文章が引用されているが、サリンジャーの「重み」に応えられてないと思う。ので、☆マイナス1。文章は詩的とも捉えられるかもしれないが、やや散文的にすぎる。まぁこれも小説の...
村上 龍
幻冬舎 (2005年03月25日)
実は初の村上龍本。経済が破綻し世界の誰にも相手にされなくなった日本に、北朝鮮の特殊部隊が「反乱軍」と称して福岡ドームを占拠する―。綿密な取材を元に描かれる、北朝鮮の軍人をはじめとする登場人物の背景や人物描写、国家や人々のリアクションは、SFではなく、...
エリザベス ムーン Elizabeth Moon
早川書房 (2004年10月)
外国文学
「光の先に常にくらやみがあるならば、くらやみの速さは光よりも早いはず」 ちょっとこの時色々辛くて途中で挫折。いつかリベンジするのだ。
ダン・ブラウン 越前 敏弥
角川書店 (2006年04月04日)
海外ミステリー
「チャター」で興味を持ったNSA(アメリカ国家安全保障局)が舞台。諜報機関だけに謎が多いとされる組織が舞台で、スーパーコンピュータが登場する。まぁ登場する重要な役柄の日本人があれれな感じだったり、ご都合主義が散見したりするけど、NSAの雰囲気を楽しめ、か...
エリザベス・コストヴァ
日本放送出版協会 (2006年02月22日)
歴史好きなのでタイトルに惹かれ、また舞台が私の好きな東欧ということでかなり期待して読んだが…正直期待はずれ。いわゆる吸血鬼ものでもっと斬新な展開・視点かと思ったのになぁ。話の進み方も一人称と手紙が交錯してややもっさりした印象。2巻で読むのをやめてし...
スティーヴ・エリクソン 柴田 元幸
集英社 (2005年08月26日)
「記憶喪失スコープ」という、何とも不思議な語感を伴ったタイトルのように、近未来、大震災が起きて廃墟と化した幻想的なロサンジェルスを、喪失した記憶と風景を求めて彷徨う男の物語。「旅」は主に男の女性遍歴を元に綴られ、幻想的で官能的な複数の愛に己の人生...
アダム・ヘイズリット 古屋 美登里
新潮社 (2004年05月25日)
タイトルから類推して、優しく包み込んでくれる甘ったるい人生本…ではない。だがそこが良い。ピュリツァ賞の最終候補まで残ったというこの本には、世間からはみだした父をもつゲイの息子、心に病にかかえる人と向き合おうとあがく医者、両親をなくしてずっと独り身の...
恩田 陸
角川書店 (2001年07月27日)
各々異なる糸であるお話が、最後に一本の線に収斂されていく、その快感を味わえる本である。 ちょっとした笑いもあり、楽しく気楽に読める一冊。
ジョナサン バーカー Jonathan Barker
青土社 (2004年11月)
テロとは狂信者の行為ではない―論理的にテロの起こる背景を探り、政治的解決の道を探る。
金原 ひとみ
集英社 (2004年01月05日)
好きか嫌いかでいえばあまり好きではない。だが時代の体温のようなものを表していると思う。舌にピアスをあけるのも、人を殺してなお生きていくのも、そして生殖行為さえもどこかさめている。己の体温が冷めていて、冷めているが故にひとときの温もりを求めて誰かと...
レイモンド・チャンドラー 村上 春樹
早川書房 (2007年03月08日)
ダン ブラウン
角川書店 (2003年10月31日)
ヴァチカン×CERN(欧州原子核研究機構)×象徴学というたまらない組み合わせ。「ダ・ヴィンチコード」のロバート・ラングトン教授の前作にあたる。ご都合主義含め、安心して面白く読める。しかし翻訳がところどころ不自然な日本語だと感じた…。
横山 秀夫
文藝春秋 (2003年08月21日)
現在と過去、三つのプロット、そして男たちの野心と虚栄心、良心が交錯し、相克する。元新聞記者だけに「現場」の緊張感、そこに生きる人間の息づかいと葛藤が無駄のない文章で伝わってくる。 日航機事故を前にしながらそれを書けなかった記者の憤懣と無力感は、サ...
ジェフリー ディーヴァー Jeffery Deaver
文藝春秋 (2001年10月)
実はこれまでで2番目に好きなリンカーン・ライムシリーズ。今度は舞台をホーム・ニューヨークからアウェイのノースカロライナに移しての操作活動。地元ならではの蓄積した知識を活かせないハンディをどう克服するのか。そして「昆虫少年」は無実なのか?
文藝春秋 (2000年10月)
四肢麻痺・車椅子捜査官、イヤミ言わせりゃNY1?(そして切り返しはトムの十八番)、リンカーン・ライム第2弾。トリックもどんでん返し度も前作よりパワーアップ。読み進めるのが楽しくて仕方がない。アメリア・サックスとの恋愛模様も楽しくなって参りました。
村上 春樹
中央公論新社 (2000年05月)
ティム・オブライエンのベトナム再訪記のなまなましさは実に衝撃的。それだけでも読む価値あり。
桶谷 功
ダイヤモンド社 (2005年02月17日)
心のボタン、押されてる? 思わず「買わせる」広告心理を解き明かす本。ハーゲンダッツのCMのいきさつなど、明日からCMを見る目が変わるかも?
早川書房 (1998年02月)
なにやらおどろおどろしいですが…(訳がストレートすぎる…確かに監禁されちゃうけどさ。原題はSpeaking in Tongues)。初期のディーヴァー作品ということでサスペンスの醍醐味はあるが大味といったところ。
幻冬舎 (2000年03月)
小杉 健治
集英社 (2005年02月18日)
桐野 夏生
文藝春秋 (2000年11月)
文藝春秋 (2002年11月)
ジェフリー・ディーヴァー 池田 真紀子
文藝春秋 (2003年05月31日)
リンカーン・ライムシリーズ第4弾。
実業之日本社 (2002年12月)
マイケル・カニンガム 南條 竹則
集英社 (2006年10月05日)
映画「めぐりあう時間たち」の原作者。「めぐりあう〜」が、ヴァージニア・ウルフをモチーフとしていたように、ここではホイットマンの「草の葉」という詩をモチーフとして、三つの時間が三つの物語として描かれる。産業革命、現代(911)、そして未来。この物語たちは...
新潮社 (2004年01月16日)
アリステア・マクラウド 中野 恵津子
新潮社 (2005年02月26日)
スコットランド移民の話。 題名の訳に惹かれる。海から吹く風の名残のような、連綿と続く一族と個人の生き様に想いを馳せる。
高田 崇史
幻冬舎 (2007年04月)
伊勢物語と現代という組み合わせに期待したが、ミステリーとしても読み物としても物足りない。
講談社 (2002年09月05日)
「生き様」と同じく、人の「死に様」も、大切なのかもしれない。 死ぬことは、おそらく何かを残すこと。無形、有形に関わらず。
集英社 (2002年12月05日)
光文社 (2004年04月14日)
文藝春秋 (1999年09月)
映画にもなったディーヴァーの「リンカーン・ライム」シリーズ。でも映画より断然!面白いです。このミステリーの醍醐味は、現場の微細証拠物件を車いすに乗った四肢麻痺患者が捜査する、ということで、犯罪捜査に関する膨大かつ詳細な調査に裏付けられた知識を、緻...
ジュンパ・ラヒリ 小川 高義
新潮社 (2004年07月31日)
山本 文緒
角川書店 (1998年12月)
(この中では)稀少な恋愛小説なのに、あんまりおぼえてナイ…^^;
ジョン・マグレガー 真野 泰
新潮社 (2004年11月25日)
山内 昶
法政大学出版局 (2004年09月)
思想・哲学・民俗学
昔、「カミ」と「オニ」は同じ「モノ」であった― そして人にとって都合のいい「モノ」を「カミ」、恐ろしき「モノ」を「オニ」とした。 日本の妖怪変化、未開社会の“マナ”、西洋の悪魔やデーモンなど、目に見えない不思議な/奇怪な「モノ」を膨大な資料をもとに比...
ケン・フォレット 矢野 浩三郎
ソフトバンク クリエイティブ (2005年12月17日)
これぞ歴史エンターテイメント!舞台は12世紀のイングランド。キングスブリッジの大聖堂をめぐる人々の、愛憎、政治、権謀術策…。当時のイギリス世界を活写しながら、ストーリーは二転三転してページをめくる手を止めさせません。分厚い三冊もあっという間でした。元...
アルンダティ ロイ Arundhati Roy
DHC (1998年05月)
言葉がはじけ、音と光を紡ぐ。 滅多に読むことのないインドの女性作家の小説。ブッカー賞受賞作品。舞台はインドのケララ州。カースト制度などインド独自の社会背景を舞台に、男女の双子の時間が揺れる。二人の視点を通して描かれるインドは厳しく、しかし美しい匂...
講談社 (2003年09月20日)
戦争であれ、事故であれ、それを生き抜いた人々の生の言葉の前には、それを体験しないどんな言葉もうつろに響く。 ただなぜそれが起こったのか。それを自身にも問わねばならない。
アーサー ケストラー Arthur Koestler
筑摩書房 (1995年06月)
野火 迅
角川書店 (2006年06月)
平安時代という時代設定に惹かれて。…まぁまぁ、かな。
杉浦 康平
工作舎 (2004年10月)
美術
山下 裕二
平凡社 (2004年09月)
京都で住んでいる分、よく目にする「狩野派」。一度きちんと流れを把握したかったので手に取ったが、図版も多く大変面白かった。 河鍋暁斎が狩野派だったとは知らなかったなぁ。
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