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天のろくろ (fukkan.com)
アーシュラ・K. ル=グウィン Ursula K. Le Guin 脇 明子
maripuさんのレビュー
登録日:2008-07-30
「ゲド戦記」で有名なアーシュラ・K・ル=グィンのSF。幻の復刊。 「ゲド戦記」が多くの人に支持された理由として、これまでの西洋のキリスト教史観的な、対立する善悪二元論から脱して、善/光や悪/影も全て自...
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マークスの山(上) (講談社文庫)
高村 薫
maripuさんのレビュー
登録日:2008-07-19
人の心に潜む暗い山。そして明るい自然を内包する死を孕む暗い山。 ――二重のイメージを辿りながら精緻にくみ上げられた事件を追っていく過程は、読書としてとても楽しめました。現在普段使わないような単語がで...
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チャター―全世界盗聴網が監視するテロと日常
パトリック・ラーデン キーフ Patrick Radden Keefe 冷泉 彰彦
maripuさんのレビュー
登録日:2008-07-11
数年前に話題となった「全世界盗聴システム・エシュロン」。 ただ単にその存在の有無や是非を問うのでもなく、通信システムの盗聴という外交・防衛の現時点での問題点、そして行く末を、膨大な資料およびインタ...
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スカイ・クロラ
森 博嗣
maripuさんのレビュー
登録日:2008-01-05
面白くないことはない。が…各章の前にサリンジャーの「ナイン・ストーリーズ」から各編の文章が引用されているが、サリンジャーの「重み」に応えられてないと思う。ので、☆マイナス1。文章は詩的とも捉えられるか...
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半島を出よ (上)
村上 龍
maripuさんのレビュー
登録日:2007-09-05
実は初の村上龍本。経済が破綻し世界の誰にも相手にされなくなった日本に、北朝鮮の特殊部隊が「反乱軍」と称して福岡ドームを占拠する―。綿密な取材を元に描かれる、北朝鮮の軍人をはじめとする登場人物の背景や...
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くらやみの速さはどれくらい (海外SFノヴェルズ)
エリザベス ムーン Elizabeth Moon 小尾 芙佐
maripuさんのレビュー
登録日:2007-08-30
「光の先に常にくらやみがあるならば、くらやみの速さは光よりも早いはず」 ちょっとこの時色々辛くて途中で挫折。いつかリベンジするのだ。
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パズル・パレス (上)
ダン・ブラウン 越前 敏弥 熊谷 千寿
maripuさんのレビュー
登録日:2007-08-30
「チャター」で興味を持ったNSA(アメリカ国家安全保障局)が舞台。諜報機関だけに謎が多いとされる組織が舞台で、スーパーコンピュータが登場する。まぁ登場する重要な役柄の日本人があれれな感じだったり、ご都合主義が散見したりするけど、NSAの雰囲気を楽しめ、かつ娯楽作品としては十分。
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ヒストリアン・I
エリザベス・コストヴァ 高瀬 素子
maripuさんのレビュー
登録日:2007-08-30
歴史好きなのでタイトルに惹かれ、また舞台が私の好きな東欧ということでかなり期待して読んだが…正直期待はずれ。いわゆる吸血鬼ものでもっと斬新な展開・視点かと思ったのになぁ。話の進み方も一人称と手紙が交錯してややもっさりした印象。2巻で読むのをやめてしまった。
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アムニジアスコープ
スティーヴ・エリクソン 柴田 元幸
maripuさんのレビュー
登録日:2007-08-15
「記憶喪失スコープ」という、何とも不思議な語感を伴ったタイトルのように、近未来、大震災が起きて廃墟と化した幻想的なロサンジェルスを、喪失した記憶と風景を求めて彷徨う男の物語。「旅」は主に男の女性遍歴を元に綴られ、幻想的で官能的な複数の愛に己の人生を見つめる。 これは多数の恋愛と年齢をある程度重ねた、特に男性が読むとかなり「くる」のではないかと思います。
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あなたはひとりぼっちじゃない 新潮クレストブックス
アダム・ヘイズリット 古屋 美登里
maripuさんのレビュー
登録日:2007-08-15
タイトルから類推して、優しく包み込んでくれる甘ったるい人生本…ではない。だがそこが良い。ピュリツァ賞の最終候補まで残ったというこの本には、世間からはみだした父をもつゲイの息子、心に病にかかえる人と向...
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ドミノ (文芸シリーズ)
恩田 陸
maripuさんのレビュー
登録日:2007-08-14
各々異なる糸であるお話が、最後に一本の線に収斂されていく、その快感を味わえる本である。 ちょっとした笑いもあり、楽しく気楽に読める一冊。
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テロリズム―その論理と実態
ジョナサン バーカー Jonathan Barker 麻生 えりか
maripuさんのレビュー
登録日:2007-08-14
テロとは狂信者の行為ではない―論理的にテロの起こる背景を探り、政治的解決の道を探る。
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蛇にピアス
金原 ひとみ
maripuさんのレビュー
登録日:2007-08-10
好きか嫌いかでいえばあまり好きではない。だが時代の体温のようなものを表していると思う。舌にピアスをあけるのも、人を殺してなお生きていくのも、そして生殖行為さえもどこかさめている。己の体温が冷めていて、冷めているが故にひとときの温もりを求めて誰かと繋がろうと試み、身体に痛みを感じることで、今生きているという実感を求めるのかもしれない。そんな感覚も存在するということだ。
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天使と悪魔(上)
ダン ブラウン 越前 敏弥
maripuさんのレビュー
登録日:2007-08-04
ヴァチカン×CERN(欧州原子核研究機構)×象徴学というたまらない組み合わせ。「ダ・ヴィンチコード」のロバート・ラングトン教授の前作にあたる。ご都合主義含め、安心して面白く読める。しかし翻訳がところどころ不自然な日本語だと感じた…。
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クライマーズ・ハイ
横山 秀夫
maripuさんのレビュー
登録日:2007-07-30
現在と過去、三つのプロット、そして男たちの野心と虚栄心、良心が交錯し、相克する。元新聞記者だけに「現場」の緊張感、そこに生きる人間の息づかいと葛藤が無駄のない文章で伝わってくる。 日航機事故を前にしながらそれを書けなかった記者の憤懣と無力感は、サラエボの地で見た戦禍跡の無惨さをそれを前にした私自身の無力感を私の中に生々しく蘇らせ、肌を粟立たせたものである。
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