ありとすいか (名作絵本復刊シリーズ 5)

  • ポプラ社 (2002年3月1日発売)
3.70
  • (47)
  • (49)
  • (75)
  • (11)
  • (2)
本棚登録 : 967
感想 : 75
5

スイカの迫力にどきどき。

スイカという果物のすごいところって、やっぱりあの大きさではありませんか?
桃もリンゴも梨もみかんも、みんなみんな甘くておいしくて、子供は大好きなんだけど、あの大きさにはどれもみんなかなわない。いや、同じ土俵にすらあがれない。

小さい子なら顔が埋まってしまう球体。
昔から当然のように感じているけど、よくよく考えたら尋常じゃないと思いません?

それはともかく、そんな巨大なスイカのきれっぱしを、見つけてしまったアリ達の健闘ぶりが、描かれている絵本。
その大小の対比もさることながら、鮮やかなスイカの赤!
巣を埋め尽くす、暴力的かつ喜びにあふれた赤!

「住まい」ものアンテナには、巣の収納品が目にとまります。
5歳の息子はそれが楽しかったみたい。
3歳の息子は、アリの表情をみつけてはいちいち報告。
読み出したら、長いです・・・・・・^^;)

残念ながらスイカの季節は終わっちゃったけど、来年、スイカを食べたら読んでみてね。アリの脚が四本なのには、触れないようにしておこうっと・・・。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 絵本@太鼓判
感想投稿日 : 2011年6月2日
読了日 : 2011年6月2日
本棚登録日 : 2011年6月2日

みんなの感想をみる

ツイートする