あのころのデパート

著者 :
  • 新潮社 (2012年8月22日発売)
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本棚登録 : 286
感想 : 56

昭和のはじめから終わりまでのデパートを親子2代のデパート勤務の経験から書いたエッセイ。デパート好きな長野さんがいまのデパートを語るところも必読。愛が感じられます。たまに来る嫌な客の描写も面白がってる感じが伝わってきて、完璧な接客をされてたんだろうなぁと想像できます。アパレルに務めてた時、1週間だけ研修でデパートに行かされたことがあり、トイレのことを東方に行ってまいりますとか変な暗号みたいなので言うことがあったなぁと思い出しました。その時の経験から未だにちょっとお化粧室に行って来ると言うと友達にへ?と言われる時があります。店内放送の曲の意味、店内放送の暗号など興味深く読みました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2012年10月10日
読了日 : 2012年10月10日
本棚登録日 : 2012年9月28日

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