子供の頃から何度も行った沖縄は明るくてちょっとアメリカンなイメージしかなく、小学校の先生に戦争の話を聞いたけれどピンとこないままでした。この本はアートを入り口とした終戦時の沖縄の記録。実際にあったニシムイ美術村のことをアメリカの軍医の目線で実話を元にして書いたストーリーです。勝者と敗者、加害者と被害者、占領者と非占領者の関係はアートを媒介として友情へと発展していくことができるのですね。
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- 感想投稿日 : 2014年6月13日
- 読了日 : 2014年6月13日
- 本棚登録日 : 2014年6月6日
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