パンダが来た道: 人と歩んだ150年

  • 白水社 (2014年1月25日発売)
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本棚登録 : 66
感想 : 10

私も狂おしいほどパンダが好きです。
この本はパンダが人と歩んだ150年について書かれています。19世紀半ばにフランスの宣教師が中国で見つけたパンダは、誰が最初に撃ち殺すかといった狩猟の対象にされていたというところがショッキングでした。その後パンダを外交手段として使うようになり、政治利用のために生態や繁殖の研究がはじまりました。1961年に設立されたWWFがロゴマークにパンダを使ってから商業利用もされるようになり、1990年代にはパンダ貸出のルールが決まります。かわいいがゆえにパンダが辿ってきた道は平穏ではなかったのです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2014年4月13日
読了日 : 2014年4月13日
本棚登録日 : 2014年3月28日

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