江戸城無血開城を果たし、江戸が焦土と化すのをさけた2人の関係を海舟が明治32に没するまで書いた本だけど、半分以上西南戦争で西郷が自刃した後の「その後」に費やされている。もっと西南戦争に至る前を知りたかった。
池上本門寺のHPには、ここで両者の会談があったと記述されているが、この本にはこの会談は一切記載されていない。本当はどうだったんだろう?
明治になってからも、いろいろと交流があったと思われるが、ほとんど記述がない。
ただ、海舟は敵であった明治政府からもいろいろな重職に要望されていたんですね。やっぱり人物だったんでしょうね。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
江戸文化
- 感想投稿日 : 2012年1月22日
- 読了日 : 2012年1月22日
- 本棚登録日 : 2011年12月25日
みんなの感想をみる