慶応3年12月9日の政治クーデタと言われる事件に至る史実をペリー来航から詳しく記述した一冊。
今まで大政奉還は土佐藩山内豊信から慶喜への奏上で突然行われたのかと思っていたけど、慶応3年後半にはすでに色いろと語られていたようですね。 今までの私の固定観念を覆すような内容が多かった。
幕末って日々変わる状況に幕府、慶喜、薩長土芸越尾の藩主/臣下が何を考えて何を決めたのか、或は決めなかったのか、めまぐるしい状況だったんですね。面白い。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
江戸文化
- 感想投稿日 : 2017年6月30日
- 読了日 : 2017年6月30日
- 本棚登録日 : 2017年6月30日
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