内容のスリリングさは言うまでもなく、作品の背後に流れる意志に改めて心打たれた。作者は極限状態を想定することで、一種の思考実験として、国境・文化の差によるコンフリクトを打破する方法を考えている。大きな仮想敵が現れない限り、争乱は絶えないのだろうか。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2015年11月18日
- 読了日 : 2015年11月18日
- 本棚登録日 : 2015年11月18日
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