最果てのアーケードの家主の娘の話。時系列をゆったり生き来しながら、だんだん、あれ?となってくる。
話の作りもそうだけど、古ぼけたステンドグラスが映し出す光の美しさ、とか、蘇鉄の花の怖さとか、小川洋子の繊細な感性にはため息もの。この作家、好きです。
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- 感想投稿日 : 2015年10月4日
- 読了日 : 2015年10月1日
- 本棚登録日 : 2015年10月1日
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