こんなふうに笑いの要素を盛り込めるということは、自分の嫌な部分や情けない姿を、一度真正面から見据えたうえで赤裸々にしているのであって、できないものだよ、なかなか。
そして「抗酒剤」「奈良漬けで再燃」など、知られざるアル中の苦悩に、わたしは驚く。
加えて、悲しすぎる幼少期。
戦い、敗れ、戦い、戦い、敗れ、敗れ、
西原理恵子さんに会って、結ばれ、別れ、また近づき、
そうして鴨志田さんは最期に、どんな気持ちになったのだろう。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
随筆
- 感想投稿日 : 2013年11月23日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2013年11月23日
みんなの感想をみる