酔いがさめたら、うちに帰ろう。 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2010年7月15日発売)
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感想 : 48
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こんなふうに笑いの要素を盛り込めるということは、自分の嫌な部分や情けない姿を、一度真正面から見据えたうえで赤裸々にしているのであって、できないものだよ、なかなか。

そして「抗酒剤」「奈良漬けで再燃」など、知られざるアル中の苦悩に、わたしは驚く。
加えて、悲しすぎる幼少期。
戦い、敗れ、戦い、戦い、敗れ、敗れ、
西原理恵子さんに会って、結ばれ、別れ、また近づき、
そうして鴨志田さんは最期に、どんな気持ちになったのだろう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 随筆
感想投稿日 : 2013年11月23日
読了日 : -
本棚登録日 : 2013年11月23日

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