ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)
- KADOKAWA (2012年6月21日発売)
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シリーズ第3弾は、2から連なる消えた母親の行方に迫る内容。
妹ちゃんが大事なカギを握ってる感じ。
ドラマではこの妹が弟に変わってるんだけど大丈夫なんだろうか
などという無駄な心配は置いといてだな。
この巻は今までよりもヒントが判り易かった気がする。
特に2つめの『タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの』は
書名が判らないのにもかかわらず読んでくうちに答えが見えてきた。
まさかの有名なお話だったけど。本というより映像の方で。
その意味では今までと違う切り口で来たのかなと。
『春と修羅』は読む前にドラマを見ちゃったんだけど(爆)
答えが判ってて読んでも面白かった。
ドラマの中の実の姉とめちゃくちゃ折り合いが悪い設定が理解不能だったので
原作通り兄嫁の方がよかったんじゃないかと余計なことを考えたりした。
(もしかして字で書いたら“義姉さん”だったのを勘違いしたのかな^_^;)
栞子さんのお母さんの智恵子さんは
伝聞だけで語られるからか、読めば読むほど怖い人に思えてくる。
そして栞子さんも、話が進むにしたがっていいところも怖いところも
智恵子さんによく似てると思えてくる。
かといって智恵子さんのような怖さを感じない辺りは
作中で聡子さんが言っていたのと同じ感覚か。
栞子さんと大輔くんの関係は深まったような後退したような。
このふたりどうなっちゃうんだろうな、とやきもきしながら読むのって
読み方としてどうなんだろう(爆)。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ミステリ/サスペンス/ホラー
- 感想投稿日 : 2013年2月11日
- 読了日 : 2013年2月10日
- 本棚登録日 : 2013年1月23日
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