うっかり『god bless You』を先に読んでしまってちょっと失敗(笑)。
時系列としては小説2編でマンガを挟む形になってた。
読み手それぞれに好みはあるだろうけど、
個人的には時系列通りに読んだ方がしっくりきた気がする。
十亀さん目線で書かれてるから、というのもあるとは思うが
はっきり言って十亀さんは活字で読んだ方がかっこいい。
『キャッスルマンゴー』(特に1巻)を読んでたときに感じてた
十亀さんの言動に関する座りの悪さ(多くを語らないが故の謎、とも言う)が
鰐淵さんが言った「懐が深い」という言葉によって一気に瓦解した。
万の「好きならもっと執着してください」という言葉もある意味真理だと思う。
ここに収められた2編には
そこかしこにはっとさせられる言葉が散りばめられている、と思う。
それが後々ボディーブローみたいに効いてくる。
そのボディーブローを堪能するために
ちょっとしんどいときに再読するのもいいか、と思った。
しかしこの書き方だとだいぶMっぽいな(笑)。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
BL小説
- 感想投稿日 : 2012年10月8日
- 読了日 : 2012年10月8日
- 本棚登録日 : 2012年9月30日
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コメント 1件
HNGSKさんのコメント
2013/05/20