人生論としての読書論

著者 :
  • 致知出版社 (2011年9月16日発売)
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本棚登録 : 204
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■読書
1.読書で最も大切なのは、書物に対する鑑識眼を養う事である。その能力は、現実の世界を理解し、人生に対する洞察力を身につけなければ養うことはできない。
2.読書には弊害もある。その第一は、読書人の中には人間的な温かさの欠ける場合が少なくないということだ。「知」はいわゆる分別作用であり、物事を分析して人々に解き明かす。しかしその時、その物もつ全一的生命は失われるといわねばならない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 読書術
感想投稿日 : 2011年9月17日
読了日 : 2011年9月16日
本棚登録日 : 2011年9月17日

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