アキラとあきら (徳間文庫)

著者 :
  • 徳間書店 (2017年5月17日発売)
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感想 : 683
5

評価は5

内容(BOOKデーターベース)
零細工場の息子・山崎瑛と大手海運会社東海郵船の御曹司・階堂彬。生まれも育ちも違うふたりは、互いに宿命を背負い、自らの運命に抗って生きてきた。やがてふたりが出会い、それぞれの人生が交差したとき、かつてない過酷な試練が降りかかる。逆境に立ち向かうふたりのアキラの、人生を賭した戦いが始まった―。感動の青春巨篇。

作者の昔の作品らしいが、読む手が止まらなかった。相変わらず安定感があって安心して読める。

しっかしダメな叔父達だわ。こんな人が社長やってる会社の社員が気の毒だ。お坊ちゃんってこんなもんなのかな?
そんな環境の中立派な三代目ってのは少々出来過ぎだとは思うが小説だしありかな。存分に楽しめた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 人間模様
感想投稿日 : 2017年8月3日
読了日 : 2017年7月24日
本棚登録日 : 2017年7月19日

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