中世賤民の宇宙: ヨーロッパ原点への旅 (ちくま学芸文庫 ア 25-1)

著者 :
  • 筑摩書房 (2007年2月1日発売)
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20140704~0730 久々の阿部謹也節に圧倒。大宇宙と小宇宙の狭間から取り残された”賤民”の存在。中世欧州が、贈与で成り立つ社会から、次第に貨幣社会へと変貌するさま、相続に絡む教会や市の役割などは、のちの相続税や法整備にも関わるのではないかと、経済学に携わる身としては興味深かった。最終章の”音”に対する日欧の感性の違いなんかはもう少し詳しく知りたいなー。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2014年7月4日
読了日 : 2014年7月30日
本棚登録日 : 2014年7月4日

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