レビュー by mashibayaさん
クックパッド創業からの歴史を追いその人気の秘密を探った本。
なにより印象に残ったのは創業者佐野の「スカっとした笑顔を作りたいから料理のサイトを作った」という新年だった。
テクノロジーという強みを持ちながらも彼が考えぬいて世の中を幸せにするために考えついたのが毎日を楽しくするための料理のレシピサイトだったというのがとても興味深かった。
彼の創業に際する企業理念とか、あとから加わってくる仲間の広告戦術だとか、技術へのこだわりとかは素晴らしく読み応えがあったのはもちろんのことだがそれ以上にこの基本的な信念のもと人の幸せが形成されている所に仕事とはなんぞやの本質が隠れている気がした。
そして(失礼だが)ただのレシピサイトだと思っていたクックパッドが高い技術力と、徹底したユーザビリティへのこだわりを貫いている起業だということも意外で驚いた。
最新の技術というのはイノベーティブな革新技術だけに生かされているのではなくこういった身近な生活に関わるサイトの中でも生かされているのだなと。
人の幸せと仕事の本質、技術力が我々を幸せにするために無限の可能性を持っていることに気づかせてくれた良本。
なんのための仕事か迷ったときはまた読み返したい。
レビュー登録日 : 2011年08月29日
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