スパイダーマンTM3 デラックス・コレクターズ・エディション(2枚組) (初回限定豪華アウターケース付) [DVD]
- ソニー・ピクチャーズエンタテインメント (2012年5月26日発売)
- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4547462044990
感想・レビュー・書評
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2022年10月25日見終わり
2007年、初代スパイダーマンの3作目にして完結。
2007年は色々と「忙しい」時期だったので、見逃したまま今に至る。
まず「複雑だな」と思った。いろいろな伏線を整理しなければならない。だが、後から少し思い返すと、なかなかいい映画だったかもしれない。ヴィランも含めて、人物の内面がよく描かれていた。「ドロドロした」内容であったが、それが逆にこの映画の特徴なのかも。
今回はピーターがMJと結婚しようとするも失敗、その後ピーターはグウェンと恋仲になり、MJはハリーと恋仲になるという何角?関係。
ハリー・オズボーンも登場する。父(グリーン・ゴブリン)をスパイダーマン(ピーター)に殺されたと思ったハリーは、スパイダーマンとの戦闘の中で一時記憶を失い、ピーターと和解。その後再び父ノーマンの影を見て記憶を思い出す。
さて、今回のヴィランは、サンドマン(マルコ)。マルコはピーターの叔父を殺したという嫌疑で追われていた脱獄囚で、大きな科学実験に巻き込まれサンドマンになってしまう。
もう一人のヴィランはヴェノム。もともと、宇宙から降り注いだ謎の黒い物体なのだが、それが当初ピーターにとりつき、「黒いスパイダーマン」になってしまう。ヴェノムがとりつくと「気持ちよく」なるが、攻撃性が増し、人格も変わってしまう(ついでに身体能力も増すらしい)。
新聞カメラマンで、ピーターのライバルであったエディにとりつき、エディが最終的にヴェノムになってしまう。
最後、ヴェノムとサンドマンが手を組みニューヨークでMJを人質にとり、スパイダーマンに戦いを挑む。一方で、実際に父(ノーマン)はスパイダーマンに殺されたわけではないことを知ったハリーがスパイダーマンと共闘。サンドマンを仕留めるが、その後ヴェノムに刺され重傷を負う。
最後はスパイダーマンとヴェノムの戦い。金属の共鳴する音がヴェノムの弱点だと気づいたスパイダーマンは、金属の棒を武器にして音を共鳴させて戦い、エディとヴェノムを分離させることに成功。
ハリーの落とした爆弾を使ってヴェノムを粉砕するも、「やめろ!」ヴェノムの元へ戻ったエディも一緒に爆破してしまう。
最終シーンで、マルコが現れ、実は叔父を殺したのはマルコではないということを告げ、ピーターは「お前を許す」と言うと、マルコは砂に姿を変え去ってゆく。
2時間20分程度だが、ちょっと話を盛り込みすぎというか、複雑な話ではあった。そして、再度いうと始終
「ドロドロした展開」ではあったが、最終的にいろいろと和解(ピーターとハリー、ピーターとマルコ、また、ピーターとMJ?)してこの3部作は幕を閉じる。
マルコは悪党だが、最愛の娘が生きがいでそれを治すためにお金が必要で犯罪をしていた、など、同情できる側面もあった。ハリーも父を殺した(と思っている)スパイダーマンが同時に親友でもあり、葛藤する姿などよく描かれていた。途中ピーターが傲慢になってゆくシーンは個人的には嫌いだが、演技はうまかった(傲慢になった後でヴェノムにとりつかれてしまうのだが)。
あと、個人的には、ヴェノムがどこからやってきたか、など知りたかったが、これは別の映画で明らかにされるのかな。
2007年をそんなに昔だと感じないのだが、今と比べるとやはりカメラワークもCGもちょっと雑で、映像を見ると「ああ、昔の映像だな」という感じもした。時代が進んだな。 -
人間の最も美しい部分と醜い部分が凝縮されている。細やかな心情の動きにツッコミをいれたくなるところもあるが、最後のオールスター的な部分で細かいことは忘れられる。それぞれの主張、正義があり、立場によってこの映画の感想も変わるのだろう。それもまたよし。
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生まれて初めてスパイダーマンをみた。へー、主人公はそういう設定だったのかー、といまさら感心しつつみた。そういえば、スターウォーズもまだ1作しかみたことがない。
さて感想。動きがダイナミックで確かに惹き込まれる。けれども、それだけ。人間関係が立体的に描かれているわけでもない、むしろチープ。
なので、み終わったあと、後味が何も残らない。みてもみなくても、どっちでもよかったんじゃないか、とふと思ってしまった。 -
2022/01/28
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Amazonプライム・ビデオにて視聴。
吹き替え。1の話から繋がっている。
スパイダーマンの心理が不安定。 -
あのベノムが実写版で登場するだけでワクワク。
砂の怪物が出たり、ゴブリンが出たり、多くの敵が本作では登場。
物語に深みはないものの、迫力はあった。 -
別途
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いやぁ、嫌な奴しか出てこない。スパイダーマンもMJも。もちろん最後だけは別だけど。
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サム・ライミのスパイダーマンシリーズ、大好き。
エンターテイメントとして完成度が高いと思うのね。
ストーリーはもちろん、登場人物も魅力的。まじめで頭はいいけどイケてないピーター、普通っぽくてちょっとキレイ目のMJ、やさしくてステキなピーターのおばさん。
スパイダーマンがビルの谷間を飛び抜けるあのCGも絵的にすばらしいし 、MJが捕らわれて危機にさらされているときのスリリングな色っぽさも、いかにもアメコミな感じで好きだなあ。
時代設定は現代でハイテク機器も大活躍なのに、なぜか全編を通して漂うノスタルジックな雰囲気。このスパイダーマンシリーズは、原作の持つ魅力をうまく引き継いでいるのが良いね。