いままでに読んだ小説がいくつも脳裏をよぎる。この作品には、小説で書くべき「人間」という存在のすべてが書き尽くされているような気さえする。もしかして、『カラマーゾフの兄弟』さえ読んでいれば、他のどの小説もさして読む必要性はないのではあるまいか?
それは小説好きな私にとって大きな期待でもあるし、同時に大きな不安でもある。
原題:Братья Карамазовы
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
海外文学:ロシア語
- 感想投稿日 : 2012年3月31日
- 読了日 : 2012年3月31日
- 本棚登録日 : 2012年3月31日
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