本書で述べられている内容、一度、生活が困窮して家庭の生活が難しくなると、それが子供にも連鎖してしまうという負のスパイラル、大人の貧困が子供の貧困にリンクしてしまうということにもうなずける。再び大きな経済成長を志向することももちろん必要かもしれないが、現状、それはさらなる格差社会への一本道を意味すると思う。国にとって「子は宝」、その理念がない国には未来はないと、この本を読んで強く感じた。
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- 感想投稿日 : 2017年7月11日
- 読了日 : 2017年7月11日
- 本棚登録日 : 2017年7月11日
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