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レビュー by mason7さん
砂丘へ昆虫採取にでかけた職業教師の男が、砂に囲まれた家に女とともに閉じ込められてしまう。その家では、ありとあらゆる場所からつねに砂が侵入し、作業(砂をかき集めドラム缶につめて地上に輸送する)をしなければ物資(水や食料)が支給されないというなんともまぁ理不尽な状況に追い込まれてしまう。
怪奇な場所で懊悩しながらも、常に「理屈」で状況を打破しようとする男。
極めて正論で立ち向かうが、まったく通じず、次第次第に妥協的態度をとっていく行為はとてもリアリティーがある。
砂の家の女も、この理不尽な状況にも関わらず順応している姿に奇異な感じがするが、特殊な状況がこの女性を「官能的」に見えてくるので不思議だ。
歯噛みしながら読んでいただきたい。
レビュー登録日 : 2012年01月07日
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