相撲好きの両親に育てられ、小柄だからこそ知識と理論と洞察力の相撲を取るがゆえに、カエルの神様が治める相撲が盛んな村であれやこれや巻き込まれるお話
ファンタジー、ミステリ、恋愛等々と色々な要素が詰め込まれてあるけど、そこはやはり城平クオリティでちゃんとまとまっている
ただまぁ、ミステリな刑事事件は別に省いても物語りは成立すると思うし、どうしても必須かと言われるとちょっと疑問
ただ、それ以外のところでのミステリ要素はすばらしい
ファンタジーながらもちゃんとルールを提示し、理由のない謎はないという解決を見せる物語の構造がちゃんとしている
推理で格闘をするというのはスパイラルの外伝のソードマスターの犯罪でもやってたね
相手の心理を逆手にとってというやり口も一緒
こっちの方が丹念に伏線が張られているのでより納得したけどね
そのうちこれはマンガ化するんじゃないか?
むしろ、文章よりもマンガやアニメ向きな気がする
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2016年12月27日
- 読了日 : 2016年12月25日
- 本棚登録日 : 2016年12月27日
みんなの感想をみる