そして、暮らしは共同体になる。

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著者 : 佐々木俊尚
masueさん  未設定  読み終わった 

これから社会がどうなっていくのか、いまどんな変化が起きているのか、個人の生活、社会、企業、インターネット、…色んな切り口から考察されていてすごく読みごたえがあった。

"「上へ、上へ」という中央集権的な上昇志向でもなく、「外へ、外へ」という反逆クールでもなく、「横へ、横へ」とつながり、外へと開かれたネットワークによって「ゆるゆる」を実現していく。"
これはすごく今なんとなくだけど実感していて、家族、職場、地域などのいわゆる旧来式の共同体って全く意味がないわけではないけど、それ以外のつながり方もたくさんあって、でもその中にはっきりしたルールがあって守れる人だけが集まっているとか、守れない人は村八分にされる、みたいな境界線が明確なものではなくて、なんとなくつながっている、そんなゆるゆるしたネットワークが複数あるというのが自分にとっても心地いいような気がしている。

ただ、たぶんまだそれを認めない人だったり、その流れに気がつかない人たちが、もしかしたら今トランプを支持したりEU離脱に賛成したりしているのかな、とも思った。「横へ、横へ」の価値観って、すごく自然な気がする一方で、まだ弱いというか、確かなものになるまではまだまだ時間がかかるような気がした。

レビュー投稿日
2017年1月22日
読了日
2017年1月22日
本棚登録日
2016年12月12日
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