でいごの花の下に

著者 :
  • 集英社 (2005年8月26日発売)
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本棚登録 : 97
感想 : 28
3

 耀子の恋人、嘉手川はなぜ死ななければ
ならなかったのか。それが、最後まで疑問だし
不満でもある。

 行動的で気の強い主人公耀子の描かれ方や
中学生カップルの男子(圭)を誘惑するシーン、
また嘉手川との性の描写は細やかで美しいと感じた。

沖縄が舞台になっていることで、
以前読んだ灰谷健次郎「太陽の子」と
印象が重なってしまった気がした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2013年5月28日
読了日 : 2013年5月28日
本棚登録日 : 2013年5月28日

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