今まで興味があったのに知る機会がなかったオークションハウスの仕事内容がかなり細かく分かる。
アートをビジネスとして扱っていながら、石坂さんには「アートが好き」という軸がブレていないのが伝わってきて素敵だなと思う。
石坂さんの生い立ちなどプライベートな情報がスパイスになっていて堅くないのが良い。
商社から畑違いのアート業界に飛び込んで、いちはやくウォーホルのライセンスでの商売をとりつけたり、組織に所属しない個人経営の時代にも大きな活躍をしているのがすごい。
顧客へのサービスやカタログ作りや競売のスリルなど、オークションハウスって難しそうだけれど楽しそう。
こんな環境で働けたらがむしゃらに一生懸命働けるんだろうなと思う。
これは繰り返し読もう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
art
- 感想投稿日 : 2010年6月27日
- 読了日 : 2010年6月27日
- 本棚登録日 : 2010年6月27日
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