mayo-tp01さんの感想・レビュー

十角館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)

著者 : 綾辻行人

• 講談社 (2007年10月16日発売)

日本ミステリー界で名高い本格派推理小説。孤島で起こる連続殺人事件。
小説ならではの叙述トリック。どんでん返し。
まんまとだまされた！いやぁ面白い！！
「そして誰もいなくなった」の読者ほどだまされるかもしれない。
続きが気になって一気に読んでしまった。
結末に近づいてきて現れた例の1行。
その1行が目に入ってきた瞬間驚き、戸惑い、悲しみ ありとあらゆる感情が押し寄せてきた。
たった1行で文字通り世界が変わった。
戻って何度も読み直して確認したくなった。
これが著者のデビュー作とは改めて驚かされるほどの完成度。
他の館シリーズも読みたくなった。

感想投稿日 : 2017年11月13日

読了日 : 2017年11月13日

本棚登録日 : 2017年10月15日