火と水と木の詩: 私はなぜ建築家になったか

著者 :
  • 新潮社 (2008年11月20日発売)
3.97
  • (13)
  • (12)
  • (14)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 109
感想 : 11
4

○南台の家(自邸)の変遷、写真、図面
○吉村順三の講義
○対談

*****

グリッドの一部分が変形したときに、何か生き生きとしてくる。モンドリアンの絵を見ていてそういうことを感じたことがある。

日本へ帰ってきて、京都へ行ってみると美しい家というのは皆天井が低いんです。天井の高い家というのは、日本がその当時成金になっている時代で、アメリカあたりでも第一次世界大戦後、高度成長して、自分の富を見せたいというような時に、天井の高い家が生まれたのだと思います。

水というものは、人間の幸福に関係がある

建物じゃなくて建物のないところ、それが学園じゃないかと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 建築
感想投稿日 : 2010年2月22日
読了日 : 2010年2月22日
本棚登録日 : 2010年2月22日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする