2006年4月からの、小田急線と僕のソファやベッドでの小さな物語の記録
mcrk2さん
古川 日出男
文藝春秋 (2006年01月)
日本文学
巧くて面白くてニヒヒと笑える爽やかさがここにはある。くすっとではなく、ニヒヒと笑える事が、村上春樹との違いだ。
サリンジャー 野崎 孝
新潮社 (1986年01月)
海外文学
この精巧な文章と技巧と、そこに漂う空虚な厭世観が途轍もなくいい。さらに、みんながちょっと小粋でカッコイイ。
夏目 漱石
岩波書店 (1989年11月16日)
漱石の冷静な人生観と、冷淡な描写が本当に素晴らしい。ヨーロッパの不条理ではなく、日本の非人情がここには在る。
山本 文緒
文藝春秋 (2005年09月02日)
道化になって、人はようやく性格を捻くれさせられる。主人公のそれは、少しも笑えない持ちネタで、それは彼氏の言う様に、ただの露悪趣味に過ぎない。浅ましくて下劣だ。
バルザック 水野 亮
岩波書店 (1965年01月)
二人の誠実な愛、そして、その真剣さに僕らは強く心を打たれてしまう。愛は儚く脆いが、恐ろしく強い。
内田 樹
毎日新聞社 (2006年03月)
社会
彼のシティー・ボーイ的(つまり、軽快で合理的で捻くれた)知と 学者的(?)なラディカルで根源的な知で織り成される半分ぐらいふざけたような文章が面白くて首肯させられる。
カポーティ 河野 一郎
新潮社 (1971年07月)
湿っぽいのに純粋である。つまり、これが古き時代の少年のエロスなのではないだろうか。
姜 尚 中
集英社 (2006年02月17日)
新鮮な知はないが、燻された知がここにはあるらしい。だけど、正直なところ、僕にはよく分からない。
ボリス ヴィアン Boris Vian
新潮社 (1998年02月)
こんなに泣ける小説がこの世にあるだろうか。美しい。全てを隠して、嘘をつき、偽装し続けながら、逆説的に真なるものを描くボリス・ヴィアンは本当に素晴らしい!2006年6月30日 ビッツバーグにて
島田 雅彦
文藝春秋 (1993年07月)
島田雅彦の小説には、いつも笑いが散りばめられている。シニカルな、マゾヒズティックな、ナルシスティックな笑いが。同時に、その笑いの中に、ある怖さが感じられる。笑いと怖さの共存、これが島田雅彦だ。
吉田 修一
講談社 (2006年03月15日)
みんなは同じ日曜日を共有しているが、同じ人生を共有しているわけではなく、ぞれぞれが様々な形で毎日を生きている。その断片がここには詰まっている。
中原 昌也
新潮社 (2005年04月)
中原昌也の小説には時間も場所も存在せず、どこか分からぬ場所、いつか分からぬ所で、ゆらゆらと、しかし強烈に事が進んでいく。
バルザック 高山 鉄男
岩波書店 (1997年09月16日)
下宿に小さな社会の醜悪さを見出し、また社交界に人間の下劣さを見出しながらも、そこを生きる人間を逞しく描いている。
村上 春樹
講談社 (2004年11月15日)
希薄な空間の中をスピーディーに、考える事もせず、駆け抜ける
講談社 (2004年11月16日)
文藝春秋 (2002年08月)
過去を修正するように思い出すのではなく、ビデオという事実をベースに読み直す、そこに嘘は無い。
高橋 源一郎 内田 樹
講談社 (2004年04月10日)
固有名詞で文学を乗り超えようとした、しかし、時代がそれを遮った。
カミュ Albert Camus
新潮社 (1954年09月)
太陽が悪いんだ。
新潮社 (2005年02月28日)
淀み無く、一直線に全てが交わる。それが面白いのか面白くないのかが、僕には、まだ分からない。
ヘミングウェイ Ernest Hemingway
新潮社 (2003年05月)
女が描けない作家には興味が無い。
フランツ カフカ Franz Kafka
新潮社 (1952年07月30日)
不条理以外の何でもない。
フィツジェラルド 野崎 孝
新潮社 (1989年05月20日)
ギャツビーの女々しさが素晴らしい
講談社 (2004年10月15日)
上手にダンスを踊るんだ。
高瀬 ちひろ
集英社 (2006年01月05日)
川上弘美ならもっとうまく書く。
すごく控えめに言って傑作です。
講談社 (2004年09月15日)
検索
本棚の表示内容を複数の条件で絞り込みや並び替えができます。