純情ロマンチカ(2) (あすかコミックスCL-DX)

著者 :
  • 角川書店 (2003年12月1日発売)
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本棚登録 : 2386
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なんとか大学生となった美咲は、兄の友人で超有名小説家(兼ボーイズラブ小説家)の宇佐見のマンションにワケあって居候中。「好きだ」と囁かれ、なし崩し&強引に宇佐見と初エッチをしてしまい、自分の気持ちに戸惑う美咲だけど、宇佐見が信頼を寄せる編集者・相川が現れて…!?傲慢で純情な色男×素直でやんちゃな大学生のドッキドキ☆ラブレッスン第2巻♡ 甘く切ない恋物語『純情エゴイスト』も収録!

2巻!おめでとうございます!冒頭から宇佐見てんてーの素敵小説ありがとうございます!今回は相川さんが登場。男同士だと女の子にヤキモチ焼いちゃうもんね〜男同士は大変だわ…と感じた1冊でもありました。ウサギさんなしではいられない身体になってきてる美咲がまぁそれはもう可愛いのなんの。まだ好き、とは言えないけど、好き、かも…って徐々に認めはじめて、美咲さん可愛いです。計算してない、素の可愛さって怖いわ〜!(笑)

◾︎純情エゴイスト
2巻はこっちがメインだったかなぁ、と思いました。ヒロさんの怒ってる顔にときめきを隠せない私なんですけど、アッ、もう時系列そんなに経ってんだ、ってびっくり。もう付き合い出して6年ってすごい。なんだろう、ヒロさんは野分のことすきになってんだけど、流されるのが嫌なんだろうね、それでも身体を重ねてほしいって気持ちがあって忘れたくないみたいに見えました。
ヒロさんは野分の4つ上ってこと、男同士ってを気にしてたり、逆に野分はヒロさんは4つも上だから追いつきたい、ヒロさんと並んで歩けるようになりたい、立場が違うっていうことを何よりも気にしてたのね。年の差ならではの悩みというか。宮城の登場でいざこざがありつつも、お互いの気持ちを言い合えての図書室Hでしたありがとうございました。ヒロさんも野分に会えてから、心はかき乱されたかもしれないけど、人間らしくなったんじゃないかなぁ、って。

好きという感情に限りはあるのだろうか
傷つけて 傷つけられても
嫌いになるどころか いっそのこと
その傷が火傷みたいに形に残ってしまえばいいなんて
そうすればお前は俺を忘れられなくなる
離れられなくなってしまえばいい
こんなにも こんなにも
誰かを好きになって
俺はもう二度とこんな恋はしない

すごくすきなシーンでした。野分のエアメールの話もよかった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2014年2月2日
読了日 : 2013年5月16日
本棚登録日 : 2013年5月16日

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