難しい。単純なことなんだけど実践するのは難しくて、すごく慎重に扱わないと容易く変な方向に行きそう。
素直に読まないと“スピリチュアルかよゲロ”とか思いそうだし、共感しても宗教“なんか”じゃないよ!とか言っちゃいそうだし、曲解したら“怒りや悲しみをもつのはいけないこと”なんてなってしまいそう。
あとは相手の怒りを正当に評価せずに「ああ、あなたは今、怖れに支配されているのね」と勝手に思い込んで聞く耳を持たない人になる危険もありそう。結構怖い考え方だ。
それは間違った読み方なのだけれど、正しく読み取るのがとても難しい。
“私は穏やかにしたいときに穏やかになることを選ぶことができるし、選ばないこともできる。そのための方法のひとつとしてこんな考え方があるよ”って理解でいいのかな?上手に使えばとてもよいもののひとつだと思う。
結果的に誰かのためになるとしても、それをしたい/するのは自分 というのが私の信念なので、そしてそれが伝わりにくい考えだということを嫌というほど承知しているので、こういう考えをしようって人たちがいることがすごく嬉しい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
対人・心理
- 感想投稿日 : 2009年2月14日
- 読了日 : 2009年2月14日
- 本棚登録日 : 2009年2月14日
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