結構好きな作者だったんだけど、これは少し残念。
カラフルが映画化されての感想として聞いた、「過保護」が頭から離れない。
結局自分の足で、頭で決断するという場面はなかったと感じる。
そこがないなら何の意味もない。
中学生くらい向けの本かなあ。
13で止まってるというのは分かるけど、あまりにも精神が幼稚すぎる。意地張ってる、いじけてる程度にみえるんだ。
その後、叔母さんにお世話になってたからかな?
けど、もう少し自分を見つめる目がないと。
中途半端な執着心だからこそなんだろうけど、後ろ向きの姿勢を批
判されたときこそそれをはねつけたいんじゃないかな?
おばちゃんも所々気になって仕方ない。醤油一升は十分な量の筈じゃないか?
シリアスに描けばいいってものじゃない。
ただ、生死の描き方が幼稚と感じられる。
カラフルをまた読んでみよう
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
本
- 感想投稿日 : 2010年10月14日
- 読了日 : 2010年10月14日
- 本棚登録日 : 2010年10月14日
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