蛍もいいけど、納屋を焼くがとても惹かれます。
納屋って物が、忘れてしまった自分の記憶のような気がして、いつも怖くなります。
無くなっても困らない。でも確かに存在していた物。
記憶力がいい方だと思っていたけど、知らず知らず忘れてる事も出てきて、私は忘れてるのに友達は憶えてる昔の出来事が話題になったりすると、「納屋を焼く」の事を思い出します。
私の中では村上さんの短編の中で一番印象的な作品です。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
村上春樹
- 感想投稿日 : 2013年5月22日
- 読了日 : 2013年2月15日
- 本棚登録日 : 2013年2月15日
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