闇の守り人 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2007年6月28日発売)
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本棚登録 : 7939
感想 : 739
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守り人シリーズの2作目。

新ヨゴ皇国から過去と向き合うため故郷のカンバルに戻ったバルサ。故郷では養父ジグロが裏切り者として扱われ、バルサは子供の頃に死んだ事になっていた。
その事を利用して権力を得た者に狙われることになるバルサ。

都合のいい嘘を次々と重ねる男にイラつくけども、他の人達は武人として素直で正直な人達なので読むのが嫌にはなりませんでした。

一応児童文学らしいので妙なところが平仮名だったりはしますが、複雑な政治的なカラクリは大人でも全然楽しめます。

クライマックスに向けて緊張感が高まり、すっきりとしたラストで最後まですごく楽しめました!

アニメとドラマを見てしまったので原作の1作目は読んでいないですが、機会があればシリーズ制覇をしてみたいと思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 上橋菜穂子
感想投稿日 : 2016年9月5日
読了日 : 2016年9月4日
本棚登録日 : 2016年9月4日

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