もうずっと以前に読もうか気になって止めた本。
今回、偶然読む機会があり読んでみた。
なぜこの著者がこんなにも苦しまなければいけないのだろう、と
あまりに理不尽な現実をまざまざと見せつけられた。
でもなかなか読ませる力がある。
言葉には表せないほどの辛い経験をして
それでも前を向いて歩いていこうという強い意志、
そしてそれを伝えたいという思いが文章に表れているからだろう。
余談だが、装丁が良い。
空に向けて手を大きく広げている女の子は
著者「夏」なんだと思わせてくれる(実際はモデルだと思うが)。
また、題字も味が出ていてよく合っている。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2011年5月14日
- 読了日 : 2011年5月14日
- 本棚登録日 : 2011年5月14日
みんなの感想をみる