忘却の本棚★読んでも忘れる自分へメモ。»
読んでも忘れる鳥頭。ジャンルは問わず。対象年齢も問わず。興味があればなんでも。-(^Θ^)β
レビュー by michiさん
はみだしっ子をリアルタイムで読み、24年組で育ち、多感な時期に白泉社の漫画を読んだので、話しに加わりたくなる本だった。
しかしよしながさんって分析好き!そして説得されてしまう。
BLとやおいのよしながさん的定義でいうと、
やおい的要素が好みであると思った。
(BLは殆ど読まないし)
昔の少女漫画独特の文法になれてもらうための自分は存在、とは…
謙虚にもほどがある。でも、文法、確かにあるのかも。
自分は意識しないでいたけれど…
羽海野チカさんの漫画は未読だけど、素敵な人だったので読みたくなった。
対談相手:やまだないと・福田里香、三浦しをん、こだか和麻、羽海野チカ、志村貴子、萩尾望都
レビュー登録日 : 2011年12月27日
引用
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24年組の人たちは皆さん、描いていることは多分同じなんですよね。人間が大人になる瞬間を描いてらっしゃる。
― 66ページ -
私はその言葉を聞いて、どうしてオタクがクラブも合コンも何にも行かないのかがわかったと思ったんです。そんな楽しいか楽しくないかわからないようなところに使う時間なんかないんですよ。
― 163ページ -
私はあまりに"少女"という時期が好きではなくて…。たぶんそれは残酷だから。自分も人を傷つけているであろうことを全部忘れて、自分だけが穢れてはいけないもののように自分を傷つけるものを糾弾する。そこが嫌でした。
― 241ページ -
差別されると人は、闘う人と、黙って耐える人と、その差別を利用していい目をみようという人間に分れますからそれはもうしょうがない。
― 83ページ -
好きだったらもっと読む、もしくはすべて許す。フォーマットに関係なく、いいと思ったら編集さんは自信を持って読者に提供する。読者もそれをガッツで受け止める。読者が自分で自分の好きなジャンルの幅を狭めるような読み方しかできなくなったら、そのジャンルは終わっちゃいますからね。
― 87ページ -
(よしなが)恋愛とは違うところでの必要性があるというか。でも、それはね、女の子は、本当は男の人とそういう関係になりたいんだろうな、と思うのよ。(こだか)同志的な?(よしなが)同志的な。本当は、男の人と同志で恋人になりたくて、でも男の人は女の人にそんなものを求めていないから…。
― 121ページ -
以前に高野文子さんが、エンターテイメントだって読み手にも読み手なりの努力が必要だって仰ったことがあって、それは、読み解く努力が読者側になんにもいらないエンターテイメントなんて面白くない、という意味だと私は解釈しています。全部説明がしてあって何にも考えないですむというのは、ちっとも面白くないことだと思う。
― 230ページ -
(よしなが)男性と女性とでは、萌えに関して大きく違いますよね。女性の萌えは、関係性に萌える。(志村)男性は、属性に萌えますよね。単体のキャラに萌える。
― 252ページ -
女の子を主人公にする、でもこんなキャラだったら腹が立つという、少女マンガが抱えていた難しい部分をクリアするためにBLが生み出されたところもあるかもしれません。
― 79ページ -
(羽海野)今分かったんだけど「ジャッジをしてもしょうがない」ってそこの所から見ていてくれたんだなあって。いつも聞くと「それは大変だったねぇ」「それは可哀相だったねぇ」とか、肯定してくれるんですよ、まず。「それはさぁ」じゃなくて、「それは大変だったねぇ」って、言われるとまたそこでうっとか泣きそうになるんです。
― 190ページ -
自分の経験として、人に嫌なことをされてぷんすか怒っているときよりも、自分がほかの人にしたポカが謝る機会もないまま巡り巡って自分の耳に聞こえてきたりするほうが、ものすごく落ち込むんですよ。自分が人に傷つけられるよりもよほどつらい。
― 147ページ -
会話をテープレコーダーのように反芻して、反省したり、後悔したりするんですよね。/もう何年も前の会話でも、たまに思い出してじたばたすることありますよ。なんであんなこと言っちゃったんだろう、とか。/中学生や高校生のときから、会話を思い出しては布団の中でじたばたしていたんですが、大人になったらそういうことは減ると思っていたのに…。/逆に増えてきましたね。
― 239ページ -
「女の人が働いていないと、なかなかそれはできないんだよ」って言われて。「男の人に養ってもらおうと思ったら、男の人の経済状況や家のことを全部条件にいれないといけない」あるいは「好きな人がいないから結婚しません」って選択肢はとれないんだよって。民間のOLさんになっても、その当時の話ですからそれは必ず肩たたきされる日がきて、一生は勤められないようにでいているんだ、社会っていうのはホントに不平等で不条理で女の人が生きていくってことはとっても大変なんだって、親に恐怖心を刷り込まれたんですよ。
― 68ページ -
オタクな人は分析好きなので、好きなものについて分析した誰かとしゃべりたいネタはたくさんあると思うんですよ。
― 166ページ






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