夭折の作家中島敦の足跡とその文学作品を対比させながら、彼の作品の背景にあるものを分析する。
中島敦は、学生時代、国語の教科書で山月記を読み、その面白さに惹きこまれ、他の作品はないかと、文庫本を買い求めた。
あまりに作品数が少ないため、中島敦が何たるかは、謎のままだった。
今回、この伝記のような本に巡り合い、謎の一部は解明した。
次は、この夭折の小説家がもっと生きていたら、どんな作品を残していたか、そちらの方に想像は拡がっていく。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
伝記
- 感想投稿日 : 2012年5月2日
- 読了日 : 2012年5月2日
- 本棚登録日 : 2009年9月19日
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