文部科学省 - 「三流官庁」の知られざる素顔 (中公新書ラクレ 476)

著者 :
  • 中央公論新社 (2013年11月8日発売)
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感想 : 24
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想像以上に面白かった。本人も書いている通り、いささか美談めいた部分が多かったが、それでも「戦後の文部行政の中心で生き抜いた人の記録」として、十分に新たな視座を与えてくれた。
驚くべきは、その網羅性だろう。文教族、天下り、日教組、教育委員会、審議会、省庁再編などなど、気になるテーマが目白押しであり、さらには文部省内部からの視点という、余り語られない視覚から論じられる。
共時的にも通時的にも網羅的な議論で、たいへん勉強になった。そして予想より分量が重かった笑。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 教育
感想投稿日 : 2013年12月6日
読了日 : 2013年12月6日
本棚登録日 : 2013年12月6日

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