竹田教授の哲学講義21講: 21世紀を読み解く

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  • みやび出版 (2011年3月1日発売)
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本棚登録 : 182
感想 : 16
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読み終わった!!!めっちゃ面白かった!!
アメリカに持ってって読み始めたものの、読み終わったのは帰国して10日後。
同じ場所を三回くらい読みなおさないと意味が分からないくらいの文章ではあったけど、理解してみればすごく面白いことを言っていて、哲学の世界がめっちゃ広がった。

飲茶や内田樹の本で基礎知識を付けた後に読むといいかも。
哲学者の思想を20人ほど紹介していく本で、応答形式。

最後あたりのソシュールの『ラングとパロール』の章には震えた。
言語の一般理論から始まる考察が、社会の一般理論にまで範疇を伸ばしうるとは。
構造主義にはこういう感動があってハマってしまう。

また別の竹田先生の本を読んでみようかしらー。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 教養
感想投稿日 : 2011年12月24日
読了日 : 2011年12月24日
本棚登録日 : 2011年12月24日

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