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レビュー by mieuxxxさん
Aあたりまえのことを Bばかになって Cちゃんとやる 姿勢で生きてると物の見方が変わってくるよ。
復職してから管理会計系の仕事に変わったので、会計、数字に関係する本を結構読みましたが、その中でも小宮さんの本は筋道たてて語られていてわかりやすく、複数の著作を読んでいます。
経営コンサルタントであり会計の専門家である小宮さんが言うABCがABC分析のほうじゃないってのが面白いですが、別の著作からもそんな真摯な姿勢が窺われるし、そこが小宮さんの根底の思想なんだねーと思いながら手にとってみました。
なにせ当たり前のこと、がテーマなので内容としては目鱗というものはありません。ただそれをバカになってちゃんとやるというのは難しいよなーと思いました。
この本の最初のページには
「人生は一度きりであることを、けっして忘れないで下さい」
と一行書いてあります。
で、読み進めてわかったのですが、小宮さんは肺がんの手術をしていたのですね。。。。。手術は成功していてこの本執筆の段階では2年経過しているとのことですが、肺がんの致死率は高い。でも人生をチューブとして考えればじたばたしても仕方がないと淡々と書かれていました。
必ず終わりがある、しかたないでも死ぬのは正直いって寂しい。旅の終わりの寂しさときっと同じ、だから何かを残したいと、死ぬまでにあと60冊本を書きたいのだそうです。
あとこれも知らなかったのですが、小宮さんはカンボジアの選挙監視員に行かれていたそう。数々の転機、という中で語られていたのですが、その中で懐かしい人の名前を見つけてびっくり。
当時カンボジアの選挙監視員として活動していて、ポルポト派に射殺されてしまった中田厚弘さん。
小宮さんが当時いたコンサルタント会社の社長が現地視察で中田君に会って、有望な青年がいたよーと話していたところ事件が起こって、小宮さんも大変ショックを受けていた。
そんな伏線があったところに、ふと電車でカンボジア選挙監視員募集の広告を見つけ、これだー!と思って即実行したという話。
ちょうど中田君の事件や警察官が射殺された事件があって辞退が相次いだ事もあり、滑り込みで決まって現地に行ったとのことでした。
偶然は運命が仕組んだもの、運命のあみだくじが横にひかれたときは従いなさいと。
中田君は大学の同級生でした。彼が留学したので卒業が1年違うんだけど、私が社会人1年目の時、大学の近くに遊びに行ったついでに大学に寄ったら留学から帰ってきた中田君に偶然会って。
どう~?なんて近況を話して、彼は留学中国際機関のインターンをした後日本に戻ってきて、大学にいるのがもどかしい、早く働いて社会に貢献したい、みたいな事を話してた。
私はその時縁もゆかりもない地方に飛ばされちゃってて、あぁ~大学生に戻りたい。。なんて思ってたヘタレだったもんで、いや~中田君違うわ~って思ったのを今でも覚えてる。
なので、その後国際ボランティアでカンボジアにいます、というはがきが届いた時も、うわー中田君らしいねーと思ったものでした。
そんな彼が、今読んでる著者の生き方の一端に繋がっているとは、これもあみだくじの1本になったりするのかなあ。
書評とだいぶずれてしまいましたが、そんな著者のバックボーンに触れる事ができて納得の1冊でした。
残しておきたい事をいくつか覚書
・フローの仕事を資産家できる人になりなさい
・散歩のついでに富士山に登った人はいない
・オフに勉強しない人は仕事の本質を知らない
・余裕は持つけど、甘えは捨てる
・成功するためには運やチャンスも大事ですが、そのための準備がじつは一番大切
レビュー登録日 : 2011年11月18日
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