狭い家でも「時部の白」が欲しい。一畳の空間+クラウドで充実した思考の時間を取り戻す。
「書斎」ってなんだかお父さんの響きですよね。。。今の家の中ではあまり機能してないのかもしれない??
でも、じっくり考えられる「自分空間」が家の中にあるっていいですね。
この本では著者の書斎作りの過程から昔の文豪の書斎の紹介まで書斎について色々語られていますが、書斎という場所だけでなく電子書籍などデジタルの側面もあわせもって語っているのが面白かったです。
本来書籍って閉ざされた空間だけれども、それにクラウドを組み合わせると開かれる場所にもなるという話。
確かに電子書籍なども含めて考えると、本って所有しなくてもいいものも出てくるので書斎のあり方も変わってきますね。
あと逆の発想で、外の場所に自分の書斎を設ける。平たくいうとノマドスタイルですけど、それについても触れられています。
あと、誰でも使えるようにという事でIKEAの家具を中心に書斎の組みたて方を紹介してるのもいいですねー。
IKEAだとそれほど高くないし比較的手に入りやすい。
いいなーと思ったのはBillyシリーズで壁面2面、コーナー含めての本棚。
これで1216冊収納できるそうです。
うちの1室、ライブラリーコーナーにして家族みんなで使う、なんての憧れます。いいなーいいなー、やりたいーーー
「未来の書斎」として使いこむうちに変化する家をコンセプトに構想された階段の家もこれまたいい感じ。
こういう家、住んだら面白そう!誰か住んでー!
- 感想投稿日 : 2012年12月21日
- 読了日 : 2012年10月16日
- 本棚登録日 : 2012年10月15日
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