文学音痴の本棚»
文学って難解。 でも本が好き。 2005年11月27日、スタート。 (2008年6月20日/登録冊数1000冊、2010年8月1日/2000冊)
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人気の料理番組のノベライズ、4冊目。
ゆるく、手軽で、奇をてらわないレシピがたっぷり収められている。テレビ番組もよく見ているけれど、見逃していたレシピなどが複数あり、また単にテレビで見たのとは違う印象の料理も多く、興味深い。
ケンタロウと国分太一の掛け合いが文章化されて掲載されていたり、巻末にふたりが子どもの頃過ごした東久留米市を訪れたりする風景が載せられていたりと、通常のレシピ本とはちがう「余分な部分」がおもしろいシリーズだ。
読んでいると、事故で怪我を負って長期療養中のケンタロウがいつ復帰するんだろうなぁ、またこのかけあいの番組が見たいなぁとしみじみした気持ちになった。
2012年05月25日
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おいしそう
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読み終わった
(2012年05月25日)
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中村航×宮尾和孝の組み合わせで描かれた、絵本のような体裁の一冊だ。
きわめて詩的で不思議な女の子の春夏秋冬が描かれている。
うーん、なんというか、その不思議さや文体にあざとさを感じちゃうんだよなぁ。
このふたりの組み合わせが好きな人にはきっと楽しい一冊なんだろうけど。
2012年05月25日
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平板なかんじ
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読み終わった
(2012年05月25日)
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四十路にして手痛い失恋をし、自分の体を痛めつけるようにして時間を過ごしてきた手芸家のさみ子。
おだやかな時間の流れる古びた集合住宅の住人たちとふれあい、少しずつ、つきあっていた人間に「幸せではなかった」と別れを告げられる苦しみと折り合っていく。
淡々と描かれる日々が、何気ないのにすがすがしく美しく、なんかいいな、と思う。
2012年05月25日
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元気になりたいときに
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読み終わった
(2012年05月25日)
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辻村深月らしい、優しさの残る連作短編集だ。タイムトラベルネタのSFチックな短編を頭に、どこかつながりのある中学生や高校生たちの物語が3編、収められている。
最後の編を読み終えて、単純だけど、ああよかったな、と思った。
深さはなくても、こうやって安心して読み終えれる本っていうのも好きだな。
2012年05月23日
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ほんわかしたいときに
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読み終わった
(2012年05月23日)
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母親にネグレクトされて育った珊瑚は、20歳で結婚し、雪と名づけた娘を産むも、すぐに離婚してシングルマザーとして生きていくことになる。
託児所のあてもなく、町をさまよっていた珊瑚は、「赤ちゃん預かります」の張り紙を目にして不思議な女性くららと知り合う。くららをはじめとする様々な人との交流により、意固地になりがちな自分と向き合い、母と自分、娘と自分のこと、「食べる」という行為について、さまざまなことに思いをめぐらせて自分を見つめなおす物語だ。
こんな風に書くと「シングルマザー自分探しの物語」みたいになってしまうけれど、変な押し付けがましい自己愛や陶酔はまったくなく、梨木香歩らしい、外界にあるものを自然に受け入れることによってはじめて「自分」を意識する、すごくニュートラルで心地よい一冊だ。
2012年05月23日
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元気になりたいときに
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読み終わった
(2012年05月23日)
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官能小説、というよりは、エロ小説、といった趣の短編集だ。
夏石鈴子というと元祖R18女性文学家、という印象があるけれど、この人のエロ小説、久しぶりに読んだな。
性的な描写も多数出てくるけれど、卑猥、というよりはあっけらかんとして「エロい」。どこかエロのおかしみとか情けなさがあって、皮肉な視点を感じる。
女性の性に対してファンタジーを持っている男性(や、女性)は読まないほうがいいかも。
2012年05月20日
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平板なかんじ
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読み終わった
(2012年05月20日)
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手仕事でつくられたクラフトに興味を持ち出してから、俄然、山陰に行きたくなった。それまでは地味というかあまり旅行先として検討したこともない場所だったけれど、いい窯元がたくさんあるイメージがある。ただ、都内からだと行きにくいし、情報も少ない。
そんな「山陰の手仕事」に興味がある人間にぴったりのガイドブックだ。鳥取、島根の窯元やおしゃれなギャラリー、カフェを丁寧に紹介してくれている。
あ、ここ行ってみたい、とブックマークしたくなるような場所がちらほらあって、さらに山陰への興味が高まった。
2012年05月19日
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旅に出たい
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読み終わった
(2012年05月19日)
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タイトルのとおりのショップガイド。主に東京都内の店を紹介している。(関東近郊、それ以外はわずかに)
有名店が多いけれど、「へえ、こんな店あったんだ」という店舗もいくつか掲載されていてぱらぱらめくると楽しい。
ただ、こういったガイドの宿命というか、ショップの閉店、移転は出版された後にどうしてもあるので、実際に行く前にはネットなどで最新情報を調べないとまずそうだ。(実際に移転している店もあった)
2012年05月19日
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好奇心が満たされる
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読み終わった
(2012年05月19日)
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野蛮な男子たちと同じ学び舎に進みたくないばかりに猛勉強をして「素敵なお姉さまとのエンジョイライフ」を夢見て私立中学に入学した和実。
女子校とばかり思っていたら、入学した先には「上様」「家老様」と呼ばれる美貌の男子生徒2人が君臨する「大奥」生徒会があった。
「外部」と小学校からの持ち上がりの生徒たちには迫害され、自分の居場所がいまいち確保できなくてもへこたれない和実の無茶苦茶な宮木節学園ラブコメだ。
著者自身が「王道の正反対を書こうと思った」と言っているとおり、物語は、ド定番・王道の学園ラブコメのまさに真逆をひた走っている(でも暗くはなく突き抜けて明るい)。
途中から話の雰囲気が少し変わったように思ったら、震災の影響があったらしい。なるほどな。
2012年05月18日
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笑える!
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読み終わった
(2012年05月18日)
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人死にがない。どこかほんわかした。
そんなミステリーが集められたアンソロジーだ。テーマの、しあわせな、の定義は広く、作風も四名の作家それぞれで、見事にばらつきがある。それを面白いととるか統一感がないととるかは微妙なところかも。
相変わらず伊坂幸太郎は洒脱で(ここまで恐妻家を面白おかしく素敵に描ける作家はいないと思う)楽しい。柚月裕子の作品ははじめて読んだけれど王道のミステリーという印象を受けた。今度他の作品も手にしてみようかと思う。
2012年05月16日
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平板なかんじ
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読み終わった
(2012年05月16日)
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情報力を駆使してのし上がった敏腕政治家、渡瀬の裏の手足として働く、異様な力を持った若者たち。
驚異的な天中殺人を繰り返す「アゲハ」と呼ばれる謎の集団。
社会の裏側で生きる男。
なんとも漫画チックというか、SF映画やアニメを思わせるような設定と展開(挿絵もそうだけれど)の物語で、リアリティとかそういったものは完全に無視した軽快さがある。
本多孝好、引き出し多いなぁ。
2012年05月16日
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エンターテイメント!
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読み終わった
(2012年05月16日)
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「夢札」として見た夢をデータとして記録し、読み出して、可視化することができるようになった世界で、夢判断を生業としている浩章は、G県の小学生が集団で異様な行動に出た原因を探るために多くの児童の「夢札」を引き、亡くなったかつての想い人の影をそこに見る。
大規模な事故で行方不明となったままの「予知夢を見る女」結衣子は生きているのか、死んでいるのか。児童たちが見た夢の意味は何なのか。
恩田陸らしいストーリー展開にぐいぐい引き込まれた。ホラー、サスペンス、SF、さまざまな要素が絡まりあった構成と展開は見事だ。
読んでいる途中で眠ろうとすると、夢を見ることがちょっと怖く感じる。
語られているのは「夢を可視化する」ことの問題だけれども、根にあるのは「何もかもを解明しようとする社会」がこの先どこへ行き着くのか、という批判のように思えた。
2012年05月14日
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不思議なきもちになる
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読み終わった
(2012年05月14日)
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「えだもん」こと、枝元なほみさん。
このひとの料理(レシピ)、好きなんだよなぁ。気取ってないのにおいしい。
そんな彼女が2001年にコミュニティサイトで連載していたエッセイと、およそ料理家が発表しているとは思えないくらいざっくりなレシピが載った文庫本だ。
食べることがすき、生活することがすき、という感覚が伝わってきて、料理をするって気張らなくていい、肩肘張らなくていい、という気持ちになれる。
やっぱり、このひとの感じ、好きだなぁ。
2012年05月13日
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おいしそう
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読み終わった
(2012年05月13日)
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元会社員で剣道道場の師範でもあったキヨ、柔道有段者で元居酒屋店主のシゲ、工場を経営していてアヤしい機械作りならおまかせのノリ、そんな「おっさん」たちがご近所の平和のため日夜駆けずり回る物語の第二弾だ。
前作と比べ、よりそれぞれの家庭事情、家族に踏み込んだ内容になっている。
おっさんたちが正義の味方ならば当然ワルモノも存在するわけで、作中には身勝手な人間が多数登場する。
借りた金を返さず居直る人間、万引きをそそのかす母親、他人の土地にゴミを捨てても悪びれない老人。ひどいな、と思うけれど、いるよなこういう人、とも思う。と同時に、程度はここまでひどくないにせよ、自分にもこういう駄目な一面はあるよな、とわずかな後ろめたさを感じる。
有川浩は本当によく人を見ている、と思う。
おおっぴらにルール違反はしなくても(もちろん作中にする人物も出てくるけれど)ほんのちょっとのズルなら誰でもやっているしいいか、という甘え、むしろズルして得したもん勝ち、という今の社会に蔓延している風潮が丁寧に救い上げられリアルに描かれている。
全部が全部、胸がすく痛快解決、とはならなくとも、やっぱりこの人の物語は読んでいて気持ちがいい。
2012年05月13日
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元気になりたいときに
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読み終わった
(2012年05月13日)
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仏の大龍とよばれた偉大な亡父のあとを継ぎ、震災に見舞われた直後の江戸の町をおさめるために駆けずり回る猫背の同心、虎之助の活躍を描いた時代小説だ。
真保裕一の今までの時代小説は武将などを主人公にしたもののみだったけれど、これは江戸の人情話といった風情だ。
時代小説として目新しさは感じないが、さくさくと読めておもしろい。
2012年05月12日
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平板なかんじ
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読み終わった
(2012年05月12日)
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