最高に小気味いい。
痛快なガールズの物語。
30代女性、それなりにキャリアもあるそれぞれの女性5人が社会と向き合う姿を描いた短編集なんだけれども、どの女性にも共感し、憧れ、元気がもらえた。
「ヒロくん」の聖子の啖呵は働く女のもどかしさだし、「ガール」の由紀子の年齢に対する不安や不満は身にしみる。
馬鹿にされたくはないし、譲りたくないし、でもいつまでも「可愛い」と言われる女性ではありたい。
その微妙な女性特有の強さや弱さ、狡さがなんでこんなにわかるんだろう?
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
元気になりたいときに
- 感想投稿日 : 2006年5月15日
- 読了日 : 2006年5月15日
- 本棚登録日 : 2006年5月15日
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