「世界・ふしぎ発見!」レポーターによる海外紀行エッセイ。
タイトル通り、かなり変わった土地の旅について書いてある。題材としてはおもしろいのだけれど、「私が」「私は」という自分に関する記述が多く、鼻についた。旅のエッセイは書き手の距離感がキモだと思うので、個人的にこのべったりした感傷は好きじゃない。
レポーターの仕事に関する記述が少ないのも不自然な気がする。
結局彼女はスタッフに手配してもらって、番組のために旅をしているはずなのに、その気配が薄いせいかなんだかアンバランスな印象を受ける。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
平板なかんじ
- 感想投稿日 : 2007年8月9日
- 読了日 : 2007年8月9日
- 本棚登録日 : 2007年8月9日
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