都内の私鉄沿線にある商店街にあるクラシックな喫茶店風の店。
夜月、まひる、朝日という個性的でまったく異なったキャラクターの三姉妹がそれぞれモーニング、ランチ、スナックと別の店をやっている。
常連たちがひそかに呼ぶ「三人屋」の三姉妹と、そこを訪れる客たちの交流を描いた物語だ。
といってもハートウォーミングなだけではなく、かといってどろどろしきった人間模様なわけでもなく、不思議な距離感だった。
モーニングのパン、ランチの讃岐うどん、夜の塩にぎり。どれもおいしそうで、近所にこういう店があったら楽しいだろうなと思わされる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
平板なかんじ
- 感想投稿日 : 2015年11月17日
- 読了日 : 2015年11月17日
- 本棚登録日 : 2015年11月17日
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