太陽の坐る場所 (文春文庫 つ 18-1)

著者 :
  • 文藝春秋 (2011年6月10日発売)
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感想 : 643
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初めて辻村さんの作品読みました。一度読み、真相がわかった上でもう一度読み直すと、また別の視点がみえてきて、2度楽しめた。

誰しもがもつ心のドロドロした部分がたくさんでてきて、自分にもあるそうゆう部分を改めて思い返させられた。

特に登場人物が高校を卒業して10年と自分と同年代だったことで、共感する部分も多かった。

この本を読んで、昔もめてそのまま話さなくなった友人と大人になって会ってみたくなった。

それにしても、昔の響子は嫌な奴だけど、孤立してもプライドの高さを保ち続けところところは、かっこいい! 

10年たっても由希が一番たち悪い。由希みたいなタイプが親になると、ママ友の世界でも色々かき乱していくんだろうなと想像してしまった。。。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2014年10月13日
読了日 : 2014年10月13日
本棚登録日 : 2014年10月13日

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