星新一ショ-トショ-ト1001

著者 :
  • 新潮社 (1998年12月25日発売)
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本棚登録 : 886
感想 : 47
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図書館では3冊が別で貸し出しされていたので、その1冊目1961-1968のみ。
収録は『ボッコちゃん』『ようこそ地球さん』『悪魔のいる天国』『ボンボンと悪夢』『宇宙のあいさつ』『妖精配給会社』『おせっかいな神々』『ノックの音が』『エヌ氏の遊園地』『きまぐれロボット』『妄想銀行』『盗賊会社』『マイ国家』。
最後の最後、時には最後のたった1行でどんでん返しを起こされてしまうショートショートの数々。
ただやはりこの全集だとかなり量が多くてちょっとうんざりしかけなので、
ただ読むだけなら単行本別に読んだほうがいいかもしれない。
また、この全集では挿絵がないので、挿絵も楽しみたい人には同じく個別に読むことを薦める。

『ボッコちゃん』は持っているので、そこを飛ばして読んだのだが貸出期限を延長しても『宇宙のあいさつ』までしか読めなかった。
読んだところで気に入ったのは、
『ようこそ地球さん』では「天使考」「愛の鍵」「殉教」
『悪魔のいる天国』では「宇宙のキツネ」
『ボンボンと悪夢』では「顔の上の軌道」「上流階級」「夜の侵入者」「鋭い目の男」「報告」「すばらしい食事」
『宇宙のあいさつ』では「小さくて大きな事故」「危機」「対策」「宇宙の男たち」「悪人と善良な市民」「不景気」「解決」「その夜」「治療」「景品」「運の悪い男」

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説-SF・ショートショート
感想投稿日 : 2012年9月5日
読了日 : 2012年9月5日
本棚登録日 : 2012年2月10日

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