かくれさと苦界行 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1990年9月27日発売)
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本棚登録 : 645
感想 : 43
5

『吉原御免状』の続編。前作もそれなりに面白かったが、今作の方が私的には断然面白かった。著者の急逝がなければ、4部作の構想だったとか、、、(解説より)。う~、心底残念。
とにかく出てくる登場人物が男女関係なく皆、格好イイ。誠一郎はもちろんだけど、あれほど憎き相手の義仙も最後の潔い姿は格好良く感じた。そして幻斎。最後の又右衛門との闘いは圧巻の一言に尽きる。凄い場面を読ませていただきました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 著者名(ら~わ行)
感想投稿日 : 2011年5月27日
読了日 : 2011年5月27日
本棚登録日 : 2011年5月9日

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