転勤族なので、まだしばらく賃貸で我慢しなくてはならないのですが、賃貸物件には今かなりウンザリしていて、この手の本を読みまくって、将来への妄想を膨らませています。
すでに耳年増になっている私には、この本は特別目新しいことは書かれていませんでしたが、私のこれまでの長い賃貸経験から結論づけたこと、たとえば、軒は深めの方が夏は涼しい風が入るし冬は光がいっぱい入っていい、だとか、家具や設備以上に家の構造と窓にお金をかけたい、だとか、敷地ギリギリに目いっぱい家を建てるよりも、家の広さを削っても庭を少しでいいから取りたい、などの実に個人的な希望について、著者も同じ方向で言及されていて、「あなたの考え方は間違っていないよ」と肯定されたようでとても嬉しく思いました。
こんなに意見が合うなら、この著者に頼みたいとすら思いました。この本の「建築家の選び方」はとても参考になりましたが、できればこんな風に著書で、価値観などを知った上で頼めるのが理想だなぁとつくづく思います。
しかし、建築家というのは、本当に大変な仕事だなと毎回思います。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2016年11月7日
- 読了日 : 2016年11月6日
- 本棚登録日 : 2016年11月7日
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