ゴッドファーザー PartI <デジタル・リストア版> [DVD]
- パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン (2012年3月10日発売)
マフィアの世界を背景に、父と息子を軸にファミリーの絆を描いた大作
3時間全く、飽きなかったです。冒頭の華やかな娘の結婚式の裏の暗室で、ビトードンコルレオーネに泣きつく男。次々にコルレオーネに礼を尽くすタキシード姿の男たち。
そこには圧倒的な存在感で君臨する、ドンコルレオーネがいた
このマーロンブランドの演技が素晴らしい!頬に樹脂を入れて
独特の苦しげな喋り方で異彩を放つ。
彼には気が荒く凶暴な長男のソニー(ジェームズカーン)と次男と堅気の道をいく三男マイケル
(アルパチーノ)がいた
ファミリーの話し合いで麻薬の取り扱いを拒否するドンコルレオーネを排除しようと、ソロンッオが暗殺を試みる
背後にはタッタリアファミリー。
そして。仇を打つためマイケルがソロンッオと警官を呼び出されたレストランで射殺するシーンはスリリングです。
そして五大ファミリーの血の抗争が始まった
もうアルパチーノが堅気の道から、マフィアへの道を選んでから
顔つきから違う
鋭さを増していくのは見ものです
そして長男、ソニーを失ったマーロンブランドが五大ファミリーに和解を呼び掛け演説するシーンは苦しげに眉毛をよせながら「
迫力ある圧倒的演技でしびれます
そしてマイケルに道を譲り静かに去っていく
後を継いだマイケルが、甥の洗礼式の教会の荘厳なパイプオルガンとともに、神父の教会への中世、悪魔の誘惑を退けるかとの質問に
イエスとこたえながら、カットバックに五代ファミリー、裏切り者への制裁、殺戮がシーンが凄すぎる
新ドンコルレオーネが誕生したのです
映像とクローズアップと演技人のぶつかり合いと共に
トム(ロバートデュバル)の静かな演技も印象的です
ニーノロータの哀愁を帯びた音楽がいいのです
パート2に期待です
- 感想投稿日 : 2012年3月4日
- 読了日 : 2012年3月4日
- 本棚登録日 : 2012年3月4日
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